こんにちは。八ヶ岳へ移住、セカンドライフ!、運営者の「卓郎」です。
八ヶ岳の旅行、本当に楽しみですよね。澄んだ空気、雄大な山々、そして何より美味しい高原野菜やジビエなどの食事。想像するだけでワクワクしてきます。でも、小さなお子さんを連れての旅行となると、楽しみと同じくらい「不安」も大きいのではないでしょうか。「子供がレストランで騒いでしまわないか」「急に雨が降ったら、どこで遊ばせて、どこでご飯を食べればいいのか」「アレルギー対応のお店はあるのか」……。私自身、孫が遊びに来たときは、お店選びにいつも頭を悩ませています。せっかくの高原リゾート、パパもママも、そして子供たちも笑顔で過ごせるお店を選びたいですよね。
八ヶ岳エリアは、標高が高く気候も冷涼で、夏は避暑地として最高ですが、その分天候が変わりやすかったり、お店が広範囲に点在していたりと、事前のリサーチが成否を分けます。単に「美味しい店」を知っているだけでは不十分で、「子連れでも快適に過ごせる店」を知っておくことが、旅の満足度を劇的に高める鍵となります。
この記事では、八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)から西麓(長野県原村・富士見町)エリアにかけて、実際に現地で生活し、孫との食事を楽しんでいる私が自信を持っておすすめできる、ファミリー向けのランチスポットを厳選してご紹介します。座敷や個室の有無、パン屋、バイキング、和食、蕎麦といったジャンル、そして記念日利用やリーズナブルな穴場店まで、皆さんの検索意図や「こんな時どうする?」というニーズに合わせて徹底的に整理しました。
- 天候に左右されない「雨の日」でも遊んで食べられる全天候型施設の活用法
- 赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねなくゆっくり食事ができる座敷・個室のあるお店
- 子供が大喜びするパン屋巡りのルートと、リーズナブルなテイクアウト活用術
- 人気店の長蛇の列を回避し、ストレスフリーでランチを楽しむための具体的なコツ
## 八ヶ岳の子連れランチで失敗しない状況別選び方

「せっかく評判のお店に行ったのに、子供がぐずって味がしなかった…」「待ち時間が長すぎて、食べる前に子供が寝てしまった…」なんてことにならないように、まずはシチュエーションに合わせたお店選びの視点を持つことが大切です。八ヶ岳は観光地でありながら、都市部とは異なる事情も多々あります。ここでは、八ヶ岳特有の環境も踏まえて、失敗しないためのポイントを深掘りして解説します。
### 雨の日でも安心な屋内施設があるお店

山の天気は本当に変わりやすいものです。さっきまで晴れていたのに急に黒い雲が広がり、あっという間に土砂降り、なんてことも八ヶ岳では日常茶飯事です。特に小さなお子さんがいる場合、雨の中を移動するのは大変ですし、外遊びができないと子供の体力を持て余してしまいますよね。そんな時に頼りになるのが、食事と遊びがワンストップで完結する「全天候型施設」です。
清里エリアにある「こどもパラダイス広場 SÖPÖ(ソポ)」は、まさに子連れファミリーの救世主のような存在です。ここは単なるレストランではありません。建物の1階が全天候型の屋内遊び場になっており、ボールプールや大型遊具で子供たちが思いっきり体を動かすことができます。そして遊び疲れたら、そのまま上の階にあるキッズカフェレストランへ移動してランチタイム。さらに同じ建物内には温泉施設まであるので、雨に濡れることなく「遊び・食事・お風呂」のすべてが完結してしまうのです。
実際に利用してみるとわかりますが、雨の日に車で移動してお店を探し、傘をさして子供を抱っこして入店する…というプロセスがないだけで、親御さんのストレスは激減します。メニューも子供向けのうどんやカレーなどが充実しており、離乳食の持ち込み可否などもスタッフさんが親切に対応してくれます。
また、小淵沢エリアなら「スパティオ小淵沢」も非常におすすめです。ここには「体験工房」があり、小学生以上のお子さんなら陶芸やそば打ち、パン作りなどの体験を楽しむことができます。自分たちで作ったものを食べる体験は、単なるランチ以上の思い出になりますよね。隣接する「道の駅こぶちさわ」には、イタリアンレストランやパン屋、足湯などがあり、雨の日でも半日以上たっぷりと過ごすことができます。
卓郎のポイント
雨の日は、誰もがこうした屋内施設に集まるため、どうしても混雑しがちです。可能であれば11時のオープン直後に入場するか、逆に少し時間をずらして13時半以降を狙うのがコツです。また、予備の着替えやタオルを多めに持っておくと、万が一駐車場からの移動で濡れてしまっても安心ですよ。
補足情報
小淵沢の「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ(旧ロイヤルホテル)」にある全天候型キッズスペース「杜の8」も、雨の日の強い味方です。宿泊者専用の場合もありますが、時期によっては外来利用が可能なこともあるので、公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。
### 座敷や個室完備で赤ちゃんも安心の和食店

ハイハイ期の赤ちゃんや、まだ腰が据わっていない乳児、あるいは長時間椅子に座っていられない活発な幼児がいるご家庭にとって、ランチのお店選びで最も重要なのは「座席のスタイル」ではないでしょうか。靴を脱いで上がれる「座敷」や、周囲の目を気にせず過ごせる「個室」があるだけで、食事の快適さは天と地ほどの差があります。
小淵沢にある「そばきり祥香」は、そんなパパ・ママに個人的にイチオシのお店です。八ヶ岳といえば蕎麦が有名ですが、本格的な手打ち蕎麦のお店はカウンターやテーブル席のみというところも少なくありません。しかし、祥香さんはしっかりとした座敷席や個室が用意されています。畳の上なら赤ちゃんをゴロンと寝かせられますし、万が一椅子から転落する心配もありません。これは親にとって、何よりも代えがたい「安心」ですよね。
また、和食店やほうとうのお店は、比較的座敷率が高い傾向にあります。例えば、郷土料理のほうとうは煮込みうどんなので、離乳食完了期のお子さんなら取り分けて一緒に食べることも可能です(塩分には注意して薄めてあげてくださいね)。麺類カッターを持参すれば、取り分けもスムーズです。
個室については、昨今の事情もあり、感染症対策の観点からも需要が高まっています。個室であれば、子供が少しくらい大きな声を出しても、他のお客さんに迷惑をかける心配が減りますし、授乳ケープを使えばその場で授乳もしやすいというメリットがあります。「子供が騒いだらどうしよう」と常に周囲に気を使いながら食べるランチは、美味しいものも美味しく感じられませんよね。多少予算が上がったとしても、個室のあるお店を選ぶ価値は十分にあります。
予約に関する注意点
座敷や個室は席数が限られているため、競争率が非常に高いです。特に週末や連休中は、飛び込みで行ってもまず空いていません。「座敷があいていれば…」ではなく、必ず事前に電話をして「小さな子供がいるので座敷(または個室)をお願いしたい」と予約を入れておくことを強くおすすめします。
### 遊び場やキッズルーム付きで待ち時間も快適

レストランに入ってから料理が出てくるまでの「待ち時間」。大人にとっては会話を楽しむ時間でも、子供にとっては「退屈で我慢できない時間」になりがちです。ここでお腹が空いた子供がぐずり出し、親が必死になだめる…という光景は、誰しも一度は経験があるはず。そんな事態を回避するために強力な味方となるのが、遊び場やキッズルームが併設されたレストランです。
長野県側の富士見町にある「カフェバー&グリル ぞうさん」は、その名の通り、ファミリー層をメインターゲットにしたお店です。ここの最大の特徴は、店内に広々としたキッズスペースを完備していること。おもちゃや絵本、ぬいぐるみなどが用意されており、注文を済ませた後、料理が運ばれてくるまでの間、子供たちは夢中で遊んで待っていてくれます。その間、大人はゆっくりとメニューを見たり、コーヒーを飲んで一息ついたりできるのです。
また、ぞうさんは「ユニバーサルデザイン」を掲げており、店内はバリアフリー設計。ベビーカーのまま入店できるのはもちろん、トイレにはおむつ交換台もしっかり完備されています。ここまで徹底して「子連れ歓迎」を打ち出しているお店は、八ヶ岳エリアでも貴重な存在です。スタッフの方々も子供の扱いに慣れており、温かい目で見守ってくれる雰囲気が、親としては何より嬉しいポイントですね。
屋内施設ではありませんが、清里の「まきばレストラン」も待ち時間対策という意味では素晴らしい環境です。レストランの目の前には、県立まきば公園の広大な牧草地が広がっています。注文を済ませてから、料理ができるまでの間、パパが子供を連れて外へ出て、羊やヤギを見に行ったり、芝生を走り回ったりすることができます。窓際の席なら、ママは店内からその様子を眺めつつ待つことも可能です。これなら「まだー?」と文句を言われることもありません。
卓郎のアドバイス
キッズスペースがあるお店でも、夢中になりすぎて「ご飯が来たのに遊びをやめない!」という新たな問題が発生することがあります(笑)。「ご飯が来たらお席に戻ろうね」と事前に約束しておくか、料理が運ばれてくる直前に声をかけてクールダウンさせるなどの工夫をしておくと、スムーズに食事に入れますよ。
### 記念日やバースデー利用に最適なレストラン

家族旅行中に迎えるお子さんの誕生日や、結婚記念日。せっかくの旅行ですから、普段のランチとは少し違う、特別感のあるお店でお祝いしたいですよね。でも、高級なフレンチや静かすぎるレストランは、子供連れだとハードルが高くて躊躇してしまう…。そんな悩みを持つ方に、八ヶ岳らしい「カジュアルだけど特別感のある」レストランをご紹介します。
小淵沢にあるイタリアンレストラン「マジョラム」は、森の中に佇むログハウス風の建物が素敵な人気店です。ここは本格的なパスタやピザが楽しめるのですが、雰囲気が温かく、ファミリーでの利用も歓迎されています。特にピザは子供たちも大好きですし、取り分けもしやすいのでおすすめです。事前に「誕生日のお祝いで利用したい」と伝えておけば、デザートプレートにメッセージを入れてくれるなどの相談にも乗ってくれます。
また、農園レストランとして有名な「ハーベストテラス八ヶ岳」も、記念日ランチにぴったりです。このお店の魅力は、なんといってもそのロケーション。目の前に広がる自社農園と、その向こうにそびえる八ヶ岳の絶景は、まさに絵画のような美しさです。採れたての高原野菜をふんだんに使った料理は彩りも鮮やかで、目でも舌でも楽しめます。食事の後は、テラスや畑の前で家族写真を撮れば、最高の記念になりますよ。
記念日利用の際は、少し早めの時間帯(11時〜11時半)を予約するのがコツです。お店が混雑してざわつく前の静かな時間帯なら、落ち着いてお祝いができますし、お店の方も余裕を持って対応してくれることが多いです。サプライズの演出やケーキの持ち込み可否などは、必ず事前に電話で確認しておきましょう。
### リーズナブルに楽しめる穴場の人気店

観光地である八ヶ岳エリアのランチ相場は、どうしても少し高めになりがちです。おしゃれなカフェやレストランだと、一人当たり2,000円〜3,000円というのも珍しくありません。大人二人ならまだしも、家族全員分となるとお財布事情も気になるところですよね。そこで、地元民も日常的に利用する、美味しくてリーズナブルな穴場店を知っておくことは重要です。
まずおすすめしたいのが、「道の駅こぶちさわ」の中にあるレストランやフードコートです。特に「高原食堂」などは、1,000円前後でボリューム満点の定食や丼ものが食べられます。地元の食材を使っているので味は間違いありませんし、道の駅ならではのカジュアルな雰囲気なので、子供が少しくらい騒いでも気になりません。駐車場も広く、トイレ休憩も兼ねられるので、旅の途中に立ち寄るには最適です。
また、少し視点を変えた「裏技」として提案したいのが、高級リゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」のテイクアウト活用術です。リゾナーレ内のレストランでランチコースを食べるとそれなりのお値段がしますが、メインストリート「ピーマン通り」にあるカフェやデリでは、ピザやサンドイッチなどをテイクアウトすることができます。
これらをテイクアウトして、施設内にあるベンチやテーブル、あるいは近くの公園で食べれば、一人当たりの予算を1,000円〜1,500円程度に抑えることが可能です。それでいて、リゾナーレの洗練されたヨーロッパのような街並みや雰囲気は十分に満喫できるわけですから、コストパフォーマンスは最強と言えるでしょう。天気の良い日なら、レストランの中にいるよりも開放的で、子供たちも喜んでくれますよ。
## 八ヶ岳ランチを子連れで満喫するエリア別名店
八ヶ岳エリアは想像以上に広大です。地図上では近く見えても、山道で移動に30分以上かかることもザラにあります。ランチのために長距離移動をして、子供が車酔いしてしまっては元も子もありません。観光するエリアや宿泊先に合わせて、効率よくランチ場所を決めるのが鉄則です。ここでは、主要なエリアごとに厳選した名店をご紹介します。
### 清里周辺で人気ランキング上位の有名店

かつての観光ブームを知る世代には懐かしい清里ですが、現在は若い世代の移住者が新しいお店を開くなど、再び注目されているホットなエリアです。清里駅から清泉寮にかけてのエリアには、観光施設と連動したランチスポットが集まっています。
まず、動物とのふれあいを重視するなら、先ほども触れた「まきばレストラン」が鉄板です。「まきばバーガー」や「富士桜ポークのグリル」など、地元の食材をふんだんに使ったメニューはボリューム満点で、子供も大喜び。ただし、ここは超人気スポットなので、トップシーズンや連休中は非常に混雑します。11時の開店と同時に入店するか、時間をずらして利用する工夫が必要です。
少し足を伸ばして甲斐大泉方面になりますが、親子丼で全国的な知名度を誇る「中村農場」も外せません。「甲斐路軍鶏」や「八ヶ岳卵」を使った親子丼は、濃厚な旨味が凝縮されており、一度食べたら忘れられない味です。卵料理は子供も食べやすく、栄養価も高いのでランチには最適です。
中村農場の攻略法
中村農場は、休日には1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。EPARKなどのシステムを導入しているので、Webや店頭で早めに受付を済ませるのが賢明です。もし待ち時間が長すぎる場合は、売店で販売している「親子丼弁当」や「唐揚げ」をテイクアウトして、近くの公園で食べるという「プランB」を用意しておくことを強くおすすめします。
また、清里エリアで子供を思いっきり遊ばせつつ、美味しいソフトクリームや軽食を楽しみたいなら、八ヶ岳農業大学校も穴場スポットです。広大な芝生広場は入場無料で、ピクニック気分を味わえます。
八ヶ岳農業大学校直売所は入場無料!ソフトクリームと野菜が絶品
清里エリアは標高が高く、夏でも涼しい風が吹き抜ける場所です。テラス席があるお店も多いので、天気が良ければぜひ外の空気を吸いながらのランチを楽しんでみてください。
### 小淵沢で楽しむバイキングやリゾートの味
中央自動車道の小淵沢ICからすぐのエリアは、アクセスが良く、洗練されたリゾート施設や美術館が点在するエリアです。
「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」にある「YYgrill(ワイワイグリル)」は、ビュッフェ(バイキング)形式のレストランとして不動の人気を誇ります。ビュッフェの最大のメリットは、「子供が食べられるものが必ずある」という安心感です。野菜嫌いなお子さんでも、並んでいる料理の中から自分で好きなものを選ぶ楽しさがあれば、意外と食べてくれたりするものです。子供用椅子、エプロン、カトラリーの完備はもちろん、スタッフの方々の子供への接し方も素晴らしく、さすが星野リゾートと唸らせられます。
リゾナーレ八ヶ岳については、ランチだけでなく、施設内の散策や他のレストランも魅力的です。以下の記事で、犬連れでも楽しめる「ヴィノテカ」の情報や、予約のコツなどを詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
また、「八ヶ岳リゾートアウトレット」も子連れには非常に優しいスポットです。森の中に溶け込むように作られたこのアウトレットは、買い物だけでなく、食事スポットとしての機能も充実しています。敷地内には「子供遊具公園」や「森の公園」があり、食前食後に子供のエネルギーを発散させることができます。授乳室やベビーカーの貸し出しもあるので、乳幼児連れでも安心。パパが子供と公園で遊んでいる間に、ママはゆっくりショッピングを楽しみ、その後に合流してレストランでランチ、という黄金パターンが成立するのも、ここならではの魅力です。
