こんにちは。八ヶ岳へ移住、セカンドライフ!、運営者の「卓郎」です。

雄大な景色と豊かな自然が魅力の八ヶ岳ですが、実はひとつの山ではなく、南北約30kmにも及ぶ多くの峰々から成り立っている連峰だということをご存じでしょうか。「八ヶ岳」という名前の単独峰は存在しないんです。これから登山を計画されている方や、移住してふと山を見上げたときに「あのギザギザした山の名前は何だろう?」と疑問に思った方の中には、「八ヶ岳 8 つの 山」と検索して、それぞれの名前や標高、あるいは並んでいる順番を知りたいという方も多いはずです。

特に、これから登山を始めたいけれど、どの山が自分に登れるレベルなのか、難易度がわからなくて不安という声もよく耳にします。八ヶ岳は初心者から上級者まで受け入れてくれる懐の深さがありますが、選ぶ山を間違えると大変な目に遭うこともあります。

この記事では、私が実際にこの地で暮らしてみて日々感じている八ヶ岳の魅力とともに、主要な8つの峰の特徴や、初心者におすすめのルート、そして上級者が目指すべき岩場の聖域について、どこめよりも詳しく、わかりやすくお話ししますね。

この記事でわかること

  • 8つの山の名前と由来、南から北への正確な並び順
  • 各山の標高データと、登山における技術的難易度の明確な違い
  • 登山初心者におすすめの絶景ルートと、注意すべき危険箇所
  • 山旅を快適にする「山岳リゾート」のような山小屋とアクセス情報

八ヶ岳の8つの山とは?名前と由来

八ヶ岳という名前を聞くと、ひとつの大きな山をイメージされる方もいるかもしれません。でも実は、長野県と山梨県にまたがる広大な山岳エリアの総称なんです。ここでは、具体的にどの山を指して「8つの山」と呼ぶのか、その名前や、地元で語り継がれる興味深い由来について深掘りして解説していきますね。

八ヶ岳8つの山の名前一覧と順番

八ヶ岳連峰の定義:癒やしの北八ヶ岳と挑戦の南八ヶ岳(8つの山)のエリア区分

一般的に「八ヶ岳」というと、北は蓼科山から南は編笠山まで広範囲の山々を含みますが、「8つの山」と限定して呼ぶ場合、南八ヶ岳の主要な峰々を指すことがほとんどです。これは、南側の山々が急峻で独立したピークとしての存在感が強いためだと考えられます。

この「8つの山」は、南から北に向かって以下の順番できれいに並んでいます。もし現地で山を眺める機会があれば、左(南)から順に指差し確認してみてください。それぞれの山に個性があって、本当に面白いですよ。

南八ヶ岳マップ:編笠山から天狗岳まで8つの山の位置と標高一覧

【南八ヶ岳・8つの山の構成一覧】

  • 1. 編笠山(あみがさやま):2,524m
    最南端に位置し、その名の通り編み笠を伏せたような美しい円錐形をしています。
  • 2. 西岳(にしだけ):2,398m
    編笠山の西側に隠れるようにあり、静かな森歩きが楽しめます。
  • 3. 権現岳(ごんげんだけ):2,715m
    鋭い岩峰が特徴で、修験道の歴史を感じさせる荒々しい山です。
  • 4. 阿弥陀岳(あみだだけ):2,805m
    主峰赤岳の横に寄り添うような、ピラミッド型の美しい山容です。
  • 5. 赤岳(あかだけ):2,899m ※主峰
    八ヶ岳連峰の最高峰。圧倒的な存在感で登山者を魅了します。
  • 6. 横岳(よこだけ):2,829m
    ひとつのピークではなく、ギザギザとした岩の稜線そのものを指します。
  • 7. 硫黄岳(いおうだけ):2,760m
    爆裂火口を持つ火山らしい山ですが、山頂は広く平らです。
  • 8. 天狗岳(てんぐだけ):2,646m
    東天狗と西天狗の2つのピークを持つ双耳峰で、北八ヶ岳への玄関口です。

このように、南端の編笠山から、北端の天狗岳までが「8つの山」の主要メンバーです。登山愛好家の間では、これらを一度の山行で全て繋げて歩く「全山縦走」というチャレンジも人気がありますが、まずは一つひとつの山の個性を楽しんでみるのがおすすめですね。

富士山と背比べした伝説と名前の由来

「八ヶ岳」という名前の由来には、「八つの峰が連なっている様子から」という説が最も一般的ですが、実は地元・諏訪地域には古くから語り継がれている、もっと人間味あふれる面白い伝説が残っています。これ、私が移住してから地元の方に教えてもらった話なんですが、思わず「なるほど!」と笑ってしまいました。

伝説:八ヶ岳は昔、富士山より高かった?

八ヶ岳が富士山に蹴られて8つに裂けたという「背比べ神話」のイラスト解説

昔々、八ヶ岳は現在の富士山をも凌ぐ高さを誇る、日本一高い山だったそうです。八ヶ岳から流れ出る水が富士山の山頂へ注いでいた(つまり八ヶ岳の方が位置が高かった)という言い伝えもあるほどです。

しかし、これに我慢ならなかったのがプライドの高い富士山の神様(女神という説もあります)。「私こそが日本一美しい山だ」と自負していた富士山は、自分より高い八ヶ岳に対して怒り心頭。ついには怒りに任せて、八ヶ岳の頭を思い切り蹴り飛ばしてしまった(あるいは棒で叩き割った)というのです。

その強烈な衝撃によって、天地を揺るがす大音響とともに八ヶ岳の山体はバラバラに8つに裂け、現在のギザギザとした峰々が連なる姿となり、高さも富士山より低くなってしまったと言われています。

一方で、蹴り飛ばした富士山の方も無傷では済まず、その反動で山頂が少し凹んで現在の火口ができた、なんていうオチまでついていることもあります。地質学的には、八ヶ岳は古い火山の集まりであり、浸食によって今の形になったわけですが、この「背比べ神話」は、八ヶ岳の複雑で荒々しい山容と、独立峰である富士山の優美な姿を見事に対比させた物語として、今も愛されています。

また、別の説としては、仏教における「蓮華の八花辨(はちかべん)」、すなわち蓮の花の8枚の花弁になぞらえて、八つの峰を持つこの山塊が神聖視されてきたという宗教的な解釈もあります。いずれにせよ、昔の人々がこの山並みに特別な畏敬の念を抱いていたことが伝わってきますよね。

8つの山は南八ヶ岳エリアに位置する

先ほどリストアップした8つの山は、地理的には「南八ヶ岳」と呼ばれるエリアに集中しています。八ヶ岳連峰は、夏沢峠という場所を境にして、北と南で驚くほど景色が変わるのが大きな特徴なんです。

この「8つの山」が含まれる南八ヶ岳エリアの特徴は、なんといっても「アルペン的な景観」です。

ごつごつした岩肌、垂直に切り立った断崖絶壁、そして森林限界を超えた先に広がるハイマツ帯と岩の世界。これぞ本格的な登山!というヒリヒリするような雰囲気を味わえるのが南八ヶ岳の醍醐味ですね。特に主峰である赤岳周辺は、火山特有の赤茶けた岩石が露出し、まるで異世界に来たかのような迫力があります。

一方で、山麓には美しい森が広がっており、登り始めは苔むした静かな樹林帯、標高を上げると視界が一気に開ける岩稜帯という、景色の劇的な変化を楽しめるのも南八ヶ岳ならではの魅力かなと思います。

主峰の赤岳と阿弥陀岳の特徴

八ヶ岳の最高峰「赤岳」と信仰の山「阿弥陀岳」の特徴比較

8つの山の中でも特に存在感を放っているのが、最高峰の赤岳と、その隣に寄り添う阿弥陀岳です。この2座は、八ヶ岳のシンボルと言っても過言ではありません。

赤岳:威風堂々たる最高峰

赤岳は標高2,899m。その名の通り、山肌が酸化鉄の影響で赤褐色に見えることから名付けられたとされています。夕日に照らされると、山全体が燃えるように赤く染まり、その神々しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。

山頂からは360度の大パノラマが広がり、天気が良ければ南側に富士山、西側に南アルプスや中央アルプス、北側には北アルプスまで、日本の主要な名峰をすべて見渡すことができますよ。私も何度か登っていますが、苦労して登り切った山頂で迎えるご来光は、本当に涙が出るほど感動的です。

阿弥陀岳:信仰の息づく孤高のピラミッド

一方の阿弥陀岳は、名前の通り阿弥陀如来に由来する信仰の山です。赤岳の西側に位置し、一見すると赤岳の付属峰のようにも見えますが、実は独立性の高いピラミッド型の鋭い山容をしています。

阿弥陀岳への登山道は、昔ながらの修験道を思わせる急登が続き、山頂直下は梯子や鎖場の連続です。しかし、その分登山者は赤岳ほど多くなく、山頂では静謐な時間が流れています。赤岳の喧騒を離れて、静かに山と向き合いたい方や、目の前に迫る赤岳の西壁を特等席で眺めたい方には、阿弥陀岳の方が合っているかもしれませんね。

北八ヶ岳は8つの山に含まれない?

移住してから友人によく質問されるのが、「北八ヶ岳の山はどうなの?8つの山に入らないの?」という点です。確かに、天狗岳より北側に位置する「北横岳」や「縞枯山」、「茶臼山」、そして日本百名山でもある「蓼科山」なども、広義の八ヶ岳連峰の一部です。

しかし、「8つの山」という特定のくくりで語る場合、これらは除外されることが一般的です。その理由は、山の形成過程や景観の違いにあると言われています。

北八ヶ岳は南八ヶ岳とは対照的に、比較的新しい火山活動によって形成されたなだらかな山容が多く、「苔と森と池」に代表される、女性的で穏やかな景観が特徴です。岩場をよじ登るというよりは、美しい原生林の中をトレッキングする楽しみ方が主流ですね。

癒やしを求めるなら北八ヶ岳も最高ですよ。特に雨上がりの苔の森は、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだような幻想的な美しさです。移住してから、その日の気分や体調に合わせて「今日はガッツリ岩場の南」「今日はのんびり森林浴の北」と使い分けられるのが、この八ヶ岳エリアに住む最大の贅沢だと感じています。

八ヶ岳の8つの山の難易度と標高比較

「記事を読んで登ってみたいと思ったけど、今の自分に登れるかな?」というのが、一番の心配事ですよね。八ヶ岳は観光地化されている側面もありますが、あくまで3,000m級に近い高山です。

ここからは、8つの山の標高や登山ルートの難易度について、具体的なデータを交えて客観的に比較していきましょう。無理のない計画を立てるための参考にしてください。

8つの山の標高ランキングと高さ

まずはシンプルに、標高の高い順に並べてみました。高さだけで難易度が決まるわけではありませんが、気象条件の厳しさや、高山病のリスクを考える上でひとつの目安にはなります。

順位 山名 標高 特徴・備考
1 赤岳 2,899m 八ヶ岳の最高峰。岩場、鎖場が多く体力必須。
2 横岳 2,829m ギザギザの岩稜帯。カニの横ばい等の難所あり。
3 阿弥陀岳 2,805m 急峻な岩場。直登ルートは滑落注意。
4 硫黄岳 2,760m 爆裂火口が名物。危険箇所少なく歩きやすい。
5 権現岳 2,715m 鋭い岩峰。山頂付近は高度感抜群でスリル満点。
6 天狗岳 2,646m 双耳峰。展望抜群で北八ヶ岳への結節点。
7 編笠山 2,524m 円錐形の山容。山頂は巨岩帯で富士山の展望良し。
8 西岳 2,398m 静かな山歩き。南アルプスの展望が素晴らしい。

こうして見ると、やはり赤岳が頭一つ抜けて高いですね。ただ、最も標高が低い西岳や編笠山でも2,500m前後あります。これは、夏でも山頂付近は涼しい(あるいは寒い)ことを意味し、天候が崩れれば真夏でも低体温症のリスクがある高さです。どの山に行く場合でも、しっかりとした装備が必要不可欠であることを忘れないでくださいね。

登山ルートの技術的難易度レベル

八ヶ岳各山の難易度チャート:体力・標高と技術的難易度によるレベル分け分布図

登山の難易度を判断する際は、単に体力(歩行時間や標高差)だけでなく、「技術的な難しさ」も重要です。岩場があるのか、鎖場があるのか、滑落したらどうなるのか、といった点です。

長野県などが公表している「信州 山のグレーディング」という評価基準を参考にすると、八ヶ岳の山々はざっくり以下のように分類できます。

【難易度レベルの目安】

  • レベルB(初中級):沢、崖、雪渓などを通過する場合があるが、道は概ね整備されている。
    硫黄岳、天狗岳、編笠山、西岳
  • レベルC(中上級):岩場、鎖場、梯子が現れる。転倒滑落により重大事故につながる可能性がある。
    赤岳、権現岳、横岳
  • レベルD(上級):厳しい岩稜帯が含まれ、三点支持等の確実な登攀技術が必要。
    阿弥陀岳(ルートによる)、赤岳~横岳の縦走など

「自分は体力には自信があるから大丈夫」と思っていても、高度感のある岩場が苦手で足がすくんでしまい、進めなくなるというケースもあります。初心者のうちは、まずは技術的難易度が低めのレベルBの山から挑戦して、徐々に岩場に慣れていくのが安全で楽しいステップアップの方法かなと思います。

ご自身の技術レベルを客観的に判断するために、公的なグレーディング表を確認することをお勧めします。具体的なルートごとの評価が記載されています。
(出典:長野県山岳総合センター『信州 山のグレーディング』

初心者におすすめの硫黄岳と天狗岳

初心者におすすめの山:爆裂火口の硫黄岳と苔と岩の天狗岳

「これから八ヶ岳登山デビューをしたいけれど、いきなり赤岳は怖そう…」という方に、私は個人的に硫黄岳天狗岳を全力で推します!この2座は、八ヶ岳の魅力を安全に、かつ存分に味わえる最高の山です。

硫黄岳:爆裂火口の迫力と優しい登山道

まず硫黄岳ですが、「桜平」という登山口から入るルート(夏沢鉱泉~オーレン小屋経由)が特におすすめです。このルートは整備が行き届いており、危険な鎖場や梯子がほとんどありません。樹林帯を抜けると、山頂付近は広くなだらかな砂礫帯になっていて、視界を遮るものがない開放的な稜線歩きが楽しめます。

そして山頂に立つと、北側にスパッと切れ落ちた巨大な「爆裂火口」が目に飛び込んできます。このダイナミックな景色は、まさに火山の博物館。また、6月から7月にかけては「高山植物の女王」と呼ばれるコマクサの群生が見られることでも有名です。

天狗岳:森と岩のいいとこ取り

天狗岳も素晴らしい山です。ここは北八ヶ岳の苔むした森の雰囲気と、南八ヶ岳の荒々しい岩場の雰囲気を両方楽しめる「いいとこ取り」の山なんです。唐沢鉱泉からの周回ルートを使えば、変化に富んだ景色を楽しみながら日帰りで歩くことができます。

東天狗と西天狗という2つのピークを行き来するのも楽しいですし、山頂からは赤岳や阿弥陀岳がカッコよく見えます。「あ、いつかはあっち(赤岳)にも登ってみたいな」と夢が膨らむこと間違いなしです。

【ここもポイント!】
硫黄岳の麓にある「オーレン小屋」や、天狗岳の近くにある「黒百合ヒュッテ」は、食事が美味しくて設備もきれいなことで有名です。山頂を目指すだけでなく、山小屋でのランチやカフェタイムを目的にするのも、立派な登山の楽しみ方ですよ。

上級者向けの権現岳とキレットの岩場

上級者向けルート:権現岳とキレット縦走における滑落リスクと必須スキル

一方で、登山経験を積んで「もっとスリリングな山に挑戦したい」「岩稜帯を歩く緊張感を味わいたい」という上級者の方には、権現岳や縦走ルートが視野に入ってきます。

権現岳:高度感抜群の岩峰

権現岳は、山頂そのものが巨大な岩の塊のような山です。山頂直下には「東ギボシ」などの難所があり、長い鎖場やトラバース(横移動)が登場します。特に山頂の祠がある場所は狭くて高度感があり、足元が切れ落ちているので、高所恐怖症の方は足がすくむかもしれません。しかし、その分登頂した時の達成感は格別です。

最難関:キレット越え

さらに、権現岳から赤岳の間には「キレット」と呼ばれる、稜線がV字に深く切れ込んだ難所が存在します。ここは八ヶ岳の中でも屈指の難関ルートとして知られており、ほぼ垂直に近い梯子の上り下りや、幅の狭い岩稜の通過を強いられます。

【重大事故のリスク】
キレットや横岳の通過、阿弥陀岳の直登ルートなどは、一歩足を踏み外せば数百メートル滑落して致命的な事故につながるリスクがある場所です。ヘルメットの着用はもちろん、三点支持などの確実な岩登り技術、そして天候判断能力を身につけてから挑戦してくださいね。決して安易な気持ちで立ち入ってはいけない領域です。

登山に便利な山小屋と登山口アクセス

八ヶ岳が多くの登山者に愛される理由の一つに、山小屋の設備が非常に整っていることがあります。「山小屋=暗くて狭くて食事が質素」という昔ながらのイメージを持っている方は、きっと驚くはずです。八ヶ岳の小屋は「山岳リゾート」と呼べるほど快適で、ホスピタリティに溢れているんです。

泊まりたくなる山小屋たち

八ヶ岳の人気山小屋:赤岳鉱泉のステーキ、オーレン小屋の風呂、黒百合ヒュッテのマフィン

  • 赤岳鉱泉(あかだけこうせん):通年営業の小屋で、なんと個室やお風呂があります。夕食の名物「ステーキ」は街のレストラン顔負けの美味しさ。冬には人工氷壁「アイスキャンディ」ができ、クライマーの聖地になります。
  • オーレン小屋:硫黄岳へのベースキャンプ。ヒノキの展望風呂があり、汗を流してサッパリできます。水洗トイレも完備で、女性やファミリー層に絶大な人気を誇ります。
  • 黒百合ヒュッテ:天狗岳の麓にある、お洒落な雰囲気の小屋。カフェメニューが充実していて、「ビーフシチュー」やマフィンを目当てに登る人もいるほどです。

主要な登山口とアクセス情報

八ヶ岳へのアクセス拠点はいくつかありますが、目指す山によって使い分ける必要があります。

美濃戸口(みのとぐち)
赤岳、阿弥陀岳、横岳など南八ヶ岳核心部へのメインゲートです。バスも通っています。さらに奥の「赤岳山荘」まで車で入れますが、林道が非常に荒れていて穴ぼこだらけなので、車高の低い車は底を擦る覚悟が必要です(私は何度もヒヤヒヤしました…)。
桜平(さくらだいら)
硫黄岳への最短ルートです。以前より駐車場は整備されましたが、ここに至るまでの林道は狭く、すれ違いが困難な場所も多いため、運転には高度な注意が必要です。
観音平(かんのんだいら)
編笠山、権現岳への登山口です。中央自動車道の小淵沢ICから車で約15分とアクセスが良く、道も全線舗装されているので運転が楽です。ただし、週末の駐車場は早朝(あるいは前夜)に満車になることが多いので注意しましょう。

魅力あふれる八ヶ岳の8つの山まとめ

登山者へのメッセージ:あなたのレベルに合った山が必ずある

ここまで、八ヶ岳の8つの山について、名前の由来や地形的な特徴、そして難易度の違いまで詳しくご紹介してきました。

「八ヶ岳」と一言で言っても、優美な裾野を広げる編笠山から、荒々しい岩壁が迫る赤岳、そして森と岩が調和した天狗岳まで、その表情は本当に豊かで多面的です。自分のレベルに合った山を選べば、登山が初めての初心者から、スリルを求めるベテランまで、誰でも楽しめる懐の深さが、この山域の最大の魅力だと私は思っています。

まずは無理のないルート、例えば硫黄岳や北八ヶ岳の散策から始めて、少しずつ体力と経験を積んでステップアップしていくのも楽しいですよ。「次はあの山に登ろう」という目標ができると、日々の生活にも張り合いが出ますよね。

ぜひ、ご自身の目でこの素晴らしい景色を確かめに来てください。八ヶ岳の冷涼な風を感じながら歩く稜線は、日常の悩みを吹き飛ばしてくれるような爽快感に満ちています。きっと、忘れられない一生の思い出になるはずです。

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